メルケル氏の後任選ぶ次期党首選は21年に コロナ感染拡大で再延期
(VOVWORLD) -ドイツの最大与党、キリスト教民主同盟(CDU)は26日、次期党首選を行う12月4日の党大会について2021年に延期すると発表しました。
(写真:EPA) |
新型コロナウイルスの感染拡大により、開催が難しいと判断しました。次期党首は21年秋の引退を表明しているメルケル首相の有力な後継候補となります。
党大会の新たな開催日時は決まっていません。メルケル氏が18年末に党首を辞任した後、クランプカレンバウアー党首が選出されましたが、党内で支持を失い、今年2月に辞意を表明しました。当初は今年4月の臨時党大会で次期党首を選ぶ予定でしたが、新型コロナを理由に12月に延期となっていました。
党首選には、メルケル氏と対立してきたメルツ元党下院議員団長、西部ノルトライン・ウェストファーレン州のラシェット州首相、レトゲン元環境相の3人が出馬を表明しています。